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伊藤和夫 + 柴田耕太郎 = ∞ ??

英語学習の成果報告!と行きたいところだけど,残念ながら,まだまだ
その段階には行けないので,経過報告ってところかな。

『英文解釈教室』の2周目を何とか終了

英文解釈教室英文解釈教室
(1997/06)
伊藤 和夫

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この本に関わる,著者の故伊藤和夫氏の思いは

英文解釈は,英語を読む呼吸として,英語自体から事柄がわかる(イメ
ージできる)こと,英語が分かるから必要なら訳せることが学習の目的

乳児でない大人が,「英語→事柄→日本語」という図式での思考法(頭
の働き方)を習得するには,まずもって,頭の働きを自覚する必要がある。
この頭の働き方を具体的に示そうとしたのがこの著作(一応受験生向け)

こうした考え方と,それに基づく詳細な英文の分析,詳細な説明内容,
また,時に叱咤され,笑えるジョークあり,という著者の頭の良さを感じ
る内容,それに,ほんの一部とは言え,使われている英文の内容の格調が
高い,こういう物が読めるようになりたいんだよな~って感じのもの。
(ラッセル自伝…多分,ヘミングウェイの『武器よさらば』とか,でも
これって,入試問題なんだよな~)

受験など遠い昔の世界だし,無英語歴数十年の自分にとっては,とても難
しく,一度始めたものの,頭に残りそうもないので,入門編・基礎編も一
通りやるハメになった。でも,何とも魅力的で,自分の性格からして有り
得ない辛抱強さで,2回も読んだ。

そもそも,英語を原作の意図がそのまま味わえるようになりたいという目
的に対して,何で勉強しようか?と思った時に,ふと,受験参考書の殿堂
的なこの著作に出会い,選ぶ段階では,時々お邪魔している京都大学の大
学院生の
Zlotyさん『Now or Never. 日々向上することを目指す』
という
ブログの記事で,まったく自分とは次元の違う,京大受験用として読むべ
きという記事ながら,とても紹介内容が気に入ったので,買う気になった。
(全然関係ないけど,何の条件もなしに,学ばせてやるとか言われたら,
今一番聴講したいのは,京大の佐伯啓思教授だしね。)

筆者のあとがきによれば,この本を一読した後は,2周目に入るか,原書を
徹底的に読み,最終的には,この本の思考法が無意識の世界に沈むまで読む
こむこと

一方で,優しい本から徹底的に英文を多く読んで行く,いわゆる多読法,こ
の方法も理解できる。

伊藤和夫氏の方法と多読法は,どちらも,英語の約束の体系に慣れて行くと
いう学習法におけるアプローチの仕方の違いなのだと思う。演繹的なアプロ
ーチと帰納的なアプローチ,欲張りで,疑り深い自分は,どちらも同時に進
めてきた。

でも,まだ成果を自覚できない!!のが辛いところ。中途半端なのかな~?

『英文解釈教室』は,2度目でも,また新たな疑問が出たりで,何とか手が
かりをと,色々WEBを探したけど,内容までに踏み込んでるものは見当たら
ない。

あきらめかけてたけど,使われている英文の原作にヒットしないかな~と,
google にある例文の一部をそのまま入れてみたら,意外にも目的外で,も
のすごく有益なwebにヒットした。

それが,柴田耕太郎氏の英文教室(翻訳家育成講習を実施)の評論

彼の履歴は,web にあるとおり非常にユニーク

原文に対する英語でのイメージと日本語でのイメージを一致させるところに
翻訳の行き着く所で,翻訳が英文解釈の頂点にあるというのがよくわかる。

で,そのWEBの中で,彼自身も直接に伊藤和夫氏に学んだり,『英文解釈教
室』の世話になっていて,敬意を払いながらも,更に,それを完成系にする
領域に引き上げる批評が載せられている。

まず,『翻訳通信』という,翻訳家の山岡洋一氏のレポートの中で,『人
さまの誤訳』という寄稿
で,第1章

第2章以下は,ご自分のWEBで,『月例翻訳批評』という形で,第2章から,
第15章まで,いずれも,無料で自由に見ることができる。(バックナン
バーとして,すべて気前良く掲載されている)


最初の『翻訳通信』では,『英文解釈教室』発売元の研究社に向けて,自
分に改訂させて欲しいと書いておられる。研究社には,その方向に動いて
ほしいな~それが,進歩に繋がるんだから。

掲載されている『月例翻訳批評』で,偶然1章分が抜けていたので,空気
も読まずメールで質問(受講に関する質問を引き受けるのが目的だと思う)
したら,何と電話をいただき,親切にも,すぐにお詫びと,抜けている部
分を発信していただいた。何とも親切,恐縮しかり。ありがたかった。

『英文解釈教室』は,もともと受験生用(多分,自分の時代に,この本が
あったとしても,とても受験のタイミングでは読めなかったと思うが…)
なので,このような本を,受験用で使っている優秀な若い人には,ぜひ,
一読してほしい内容。

同時に,山岡氏の『翻訳通信』には,このほかにも,価値ある寄稿が沢山
寄せられている。これまた,まったく無料でダウンロードできる。軽すぎる
内容で,高価な教材を売り裁いている人たちが多い中,頭が下がる。

こうした,流れのなかで,良いものが,どんどん進化し,引き継がれて行
くのは,素晴らしいことだな~と思った。原書も翻訳も一緒に読もうかな~

さ,宝の持ち腐れにならないように,栄養にさせてもらわなくては…,
とても翻訳という非常に高いレベルは無理だけど,それなりに,少しで
も向上したいと思う。

どこまで,続くかな…


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White Light/Black Rain (ヒロシマ・ナガサキ)

つい先日,NHK系で,4回目の再放送となったのが,

ヒロシマナガサキヒロシマナガサキ
(2008/03/28)
不明

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劇場公開もされてるし,DVDにもなった。TVで見て思わずDVDを買った。

これまで,いくつもの原爆に関する映画を観て来たけど,今現在の環境の
中で,事実を事実のまま伝えて行くという意味で,最も優れた作品一つだ
と思う。

作品の中でも,日本においても風化しつつある現状,でも,だからこそ,
放映できる映像(長い間,政治的に封印されていたものの公開など),何
年も立ったからこそ,ようやく出来る証言など,貴重なものも多い。

後は,できるだけ多くの人が,この人間が人間に対して起こしてしまった,
あるいは,今後も起こすかもしれない,この惨劇について事実を認識し,
どう伝えて,生かしていくかだろう。

誰も積極的に,悲惨なものを見たくないかもしれない,事実,自分でも,
まともに見れないシーンもいくつもある。だけど,そこに強く生き続けて
来た人たちが,多くの教訓を伝えてくれる。

日系の監督とはいえ,アメリカで製作され,第60回(2008年)エミー賞
の「ノンフィクション・フィルムメイキング」部門受賞という事実も,素
晴らしい。多くの人々,若者・子供たち,に見て欲しいと思う。

そして,人を傷つけることで,だれも救われないし,戦争に勝者などいな
いし,一人一人の望む望まないに限らず(殺し合うのは,何の恨みのない
全くの他人どおし),人間社会が誤った方向に向かう可能性があるし,そ
こに叩き込まれる可能性がある。だからこそ,人間の恐ろしい部分を見て
おかなければならないし,普通の人間としての自分の心構えを持つべきと
思う。

被爆者がほとんど表に出さないのは敵対感情,これは,何と言われようと
日本人らしい美徳に思える。

ヒロシマの平和公園の慰霊碑の碑文は,「安らかに眠って下さい/過ちは
/繰返しませぬから」,英訳ではっきりするのだけど,
(碑文は雑賀忠義・広島大学教授が当時の浜井信三・広島市長の依頼を
受けて提案、揮毫した。英文も本人のもの)

「Let all the souls here in peace ; For we shall not repeat the evil」

主語は“We”(われわれは)、これは「広島市民」であると同時に「全て
の人々」(世界市民である人類全体)を意味している。

当時,原爆投下責任論等で,この碑文には,様々な意見があったらしいし,
今でも,傷つけたりする人もいる。極東裁判で,日本人の無罪を主張したこ
とで有名なインドのパール判事さえも,理解できなかったようだけど,

雑賀教授は,「広島市民であると共に世界市民であるわれわれが、過ちを
繰返さないと誓う。これは全人類の過去、現在、未来に通ずる広島市民の
感情であり良心の叫びである。
『原爆投下は広島市民の過ちではない』とは世界市民に通じない言葉だ。
そんなせせこましい立場に立つ時は過ちを繰り返さぬことは不可能になり,
霊前でものをいう資格はない」と語ったと伝えられている。(広島大学50
年史編集室)

俺自身は,本当に誇らしい文だと思うし,その精神に学びたいと思う。

The Day of the Jackal とか

ここ数日で読み終わった本(英語多読的)の記録

和書もそうだけど,気分により,何冊か一度に読むのが癖

The Day of the Jackal (Penguin Joint Venture Readers)The Day of the Jackal (Penguin Joint Venture Readers)
(1999/03/03)
Frederick Forsyth

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penguin readers の level 4 

「ジャッカルの日」で何年も前に映画になったよね。ドキュメンタリー
タッチで,スリリングで,アメリカ製作だけど,ヨーロッパ的で印象に
残る映画だった。少し時代を戻さなくてはいけないけど,このGRも十
分楽しめた。この trailer もカッコイイ。




The Pelican Brief (Penguin Readers: Level 5)The Pelican Brief (Penguin Readers: Level 5)
(2000/05/09)
John GrishamRobin Waterfield

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これもジュリアロバーツ主演で映画化されたよね。
期せずして,似たような2冊を読んだけど,こちらは,自分の思い込み
だけど,これでもか,これでもかと仕掛けが沢山会って,終わりがハッ
キリするというアメリカ映画にありがちな展開が,少し…かな。でも,
面白いことは面白い。

Who Moved My Cheese?Who Moved My Cheese?
(2002/02/07)
Spencer Johnson

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日本題「チーズはどこへ消えた?」で,沢山書店に並んでたから,結構
売れたんだろうね。この手の啓蒙本は,立ち読みか,手に取らないかな
んだけど,英語ならと読んでみた。

大企業が社員教育用に使ってるとか,色々宣伝されてたと思う。基本は
ビジネスマン向けだけど,人生のあらゆる局面で適用できるということを,
簡単なストーリーと,それを聞いた同窓生のディスカッションで展開して
いくという内容,それぞれの状況によって,受け止め方は異なると思う。

この考え方と,仕事の本質とは,人に役立つことにある(これは持論)
ということが結び付かないと,今,崩壊しつつあるカジノ資本主義に,
何の疑いもなく突き進んで行く国になってしまう。と言ったら言い過ぎ
かも。

それから,a room with a view 「眺めの良い部屋」のDVDも観た。
映像も想像どおり綺麗で,少しコミカルで,良い映画だったと思う。
ただ,原作(GRでも同じ)のラストの方が,俺としては好きだな~と
思った。ま,映像化となると,こういう作りが自然かも…

【theme : 英語学習記録
【genre : 学問・文化・芸術

Deja vu ? "a room with a view"

GR で,“ a room with a view ”読んだ。

A Room With a View (Penguin Readers: Level 6)A Room With a View (Penguin Readers: Level 6)
(2003/04/24)
E. M. Forster

商品詳細を見る


題名として,映画化されたのは承知で,ただ全く内容は知らなかったの
で,何となく手に取ってみて,読んでみようか?と

最近,簡単めのPBを読める(と思える)ようになって,次々と,とか思
ってたのだけど,どうも,読み込めないというか,満足感がないので,
ここは,基本に戻り,もう一度GRへってこともあって

ところが,GRだけども,どうも読みづらくって,何と言うか,文章が繋
がらないというか,ストーリーに入り込めない。

まだまだやな~という思い,多読3原則に従って止めようと思い,レベ
ル落として次の本を読み始めたのだけど,なぜか,気になって,また手
に取ってという感じになり,ボヤ~っと,映画ならば画像綺麗だろうな
~とか思いながら,読んでると,この話は,前半がイタリア編,後半6
~7割くらいがイギリス編なのだけど,イギリス編に入ったあたりから,
俄然面白くなって,そこからは,一気に読んだって感じ

映像が浮かんで来るってのは,普通だと思うのだけど,途中から,やけ
に鮮明になって,これは,デジャブー(なわけないし)か?

でも,しばらくして謎がとけた。多分,テレビで,題名も何も意識せず
に,途中の部分を観てたんだと思う。読んでて確信できた。確信的なシ
ーンがあるので(男たちのの水浴びシーン,これは笑える。確かモザイ
ク入ってたかな?)

自分は寝る前に何の効果もないことはわかりつつ,英語放送を聴きなが
ら寝ることにしてて,多分,BS2あたりで,夜中に映画をやってたんも
のを観ながら寝たのだと思う。

内容は,20世紀初頭の英国の階級社会を反映したラブストーリーだけ
ど,俺としては,かなり面白いし,良いクライマックスだと思った。
映像も上手く撮れてれば,最高に良いロケーションだし,またまた,映
画が観たくなった!!もちろん最初から最後までね。





【theme : 英語学習記録
【genre : 学問・文化・芸術

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