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White Light/Black Rain (ヒロシマ・ナガサキ)

つい先日,NHK系で,4回目の再放送となったのが,

ヒロシマナガサキヒロシマナガサキ
(2008/03/28)
不明

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劇場公開もされてるし,DVDにもなった。TVで見て思わずDVDを買った。

これまで,いくつもの原爆に関する映画を観て来たけど,今現在の環境の
中で,事実を事実のまま伝えて行くという意味で,最も優れた作品一つだ
と思う。

作品の中でも,日本においても風化しつつある現状,でも,だからこそ,
放映できる映像(長い間,政治的に封印されていたものの公開など),何
年も立ったからこそ,ようやく出来る証言など,貴重なものも多い。

後は,できるだけ多くの人が,この人間が人間に対して起こしてしまった,
あるいは,今後も起こすかもしれない,この惨劇について事実を認識し,
どう伝えて,生かしていくかだろう。

誰も積極的に,悲惨なものを見たくないかもしれない,事実,自分でも,
まともに見れないシーンもいくつもある。だけど,そこに強く生き続けて
来た人たちが,多くの教訓を伝えてくれる。

日系の監督とはいえ,アメリカで製作され,第60回(2008年)エミー賞
の「ノンフィクション・フィルムメイキング」部門受賞という事実も,素
晴らしい。多くの人々,若者・子供たち,に見て欲しいと思う。

そして,人を傷つけることで,だれも救われないし,戦争に勝者などいな
いし,一人一人の望む望まないに限らず(殺し合うのは,何の恨みのない
全くの他人どおし),人間社会が誤った方向に向かう可能性があるし,そ
こに叩き込まれる可能性がある。だからこそ,人間の恐ろしい部分を見て
おかなければならないし,普通の人間としての自分の心構えを持つべきと
思う。

被爆者がほとんど表に出さないのは敵対感情,これは,何と言われようと
日本人らしい美徳に思える。

ヒロシマの平和公園の慰霊碑の碑文は,「安らかに眠って下さい/過ちは
/繰返しませぬから」,英訳ではっきりするのだけど,
(碑文は雑賀忠義・広島大学教授が当時の浜井信三・広島市長の依頼を
受けて提案、揮毫した。英文も本人のもの)

「Let all the souls here in peace ; For we shall not repeat the evil」

主語は“We”(われわれは)、これは「広島市民」であると同時に「全て
の人々」(世界市民である人類全体)を意味している。

当時,原爆投下責任論等で,この碑文には,様々な意見があったらしいし,
今でも,傷つけたりする人もいる。極東裁判で,日本人の無罪を主張したこ
とで有名なインドのパール判事さえも,理解できなかったようだけど,

雑賀教授は,「広島市民であると共に世界市民であるわれわれが、過ちを
繰返さないと誓う。これは全人類の過去、現在、未来に通ずる広島市民の
感情であり良心の叫びである。
『原爆投下は広島市民の過ちではない』とは世界市民に通じない言葉だ。
そんなせせこましい立場に立つ時は過ちを繰り返さぬことは不可能になり,
霊前でものをいう資格はない」と語ったと伝えられている。(広島大学50
年史編集室)

俺自身は,本当に誇らしい文だと思うし,その精神に学びたいと思う。

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